りんとちゃーのブログ

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【2019夏ドラマ】「ノーサイド・ゲーム」#最終話のあらすじと感想

ノーサイド・ゲーム#最終話

滝川常務の失脚により新たに常務の座についた脇坂。彼からラグビー部の予算削減を告げられた君嶋GMは、現状の問題になっている蹴球協会の会長を辞任させるように説得をこころみる。優勝に向かって戦うことを誓ったアストロズと同様、君嶋もまた一企業戦士として脇坂常務に闘いを挑むことを誓う。その後、取締役会議で、見事脇坂の悪事をあばき失脚させることに成功し、物語はアストロズの最終決戦の場へとつながれていく・・。

物語の後半、会長が語った「アストロズを応援している私達のほうが応援されているようだ」という言葉には深みがあるように思えた。覇歌という存在があるように、選手たちが自らを奮い立たせてチーム一丸となって困難に向かって立ち向かっていく姿は、観客をはじめ、この日本社会における企業や働く人々へ、決してくじけぬ勇気を与えてくれたように思える。

また、トキワ自動車の君嶋GMアストロズのチームたち、企業とラグビー部という2つの柱が、同時並行するように展開されたこのドラマは、スポーツの正々堂々としたフェアプレーの性質と、ビジネスの、思惑や策略が入り乱れる汚れたアンフェアな体質を見事に対称的に描いていたように思う。おそらく、タイトルのノーサイド(試合が終われば敵味方関係なく称える)は、競争社会の現代においては勝ったものがすべてだ、という価値観に一石を投じる意味合いがあったのでがないだろうか。ラグビーという、世間的に認知度の低いスポーツをもとに語られたこのドラマの熱いこころを、これからも胸に刻んでおきたいと思う。

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