りんとちゃーのブログ

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【映画】【ネタバレあり】「天気の子」の感想

前作の「君の名は」から新海誠監督さんの作品が好きになり、本日待望の新作である「天気の子」を観てきました。

感想は率直にいうと前作ほどの感動はないものの、純粋に楽しむことができる良作でした。アニメーションの映像美、特に光・水・雨・雲などの自然描写が秀逸で作品に幻想的な要素を加えていました。また今回の作品には、家出少年と保護者不在の少女といういわゆる社会の枠組みから外れた存在と、近代社会における科学で掌握仕切れない異常気象という存在がベースに描かれており、逸脱してしまったものが、翻弄される運命に抗おうとする姿を感じました。自己を犠牲にするくらいなら天気は狂ったままでいいというセリフが強く印象に残っています。

良いところの多い作品ですが、悪い点をあげるなら、少し演出が過剰な点でしょうか。挿入歌の頻繁な挿入には、少し雰囲気を壊している感じが否めませんでした。あと、夏見役の声優の本田翼が若干キャラクターと合っていないかなと思うところもありました。

とはいえ、総合的には今夏の映画としては観ていて損のない出来ばえの映画だったと思います。機会があれば原作小説も読んでみたいです。

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