りんとちゃーの日記

日々の雑多な出来事を気の向くままに綴っています。

190720_漢詩(人文科学)

【燕詩示/白居易

梁上(りょうじょう)に双燕(そうえん)有り  翩翩(へんぺん)たり雄と雌

泥を銜(ふく)む  両椽(りょうてん)の間  一巣四児(いっそうしじ)を生む

四児日夜(にちや)(ちょう)じ  食を索(もと)めて声孜々(しし)たり

青虫(せいちゅう)捕らえ易からず  黄口(こうこう)飽くる期(とき)無し

 

ー語句ー

梁上・・梁の上。  双燕・・二匹のつばめ。

翩翩・・飛び回る。  銜む・・くわえる。

両椽・・二本の垂木。 日夜・・日毎に。  長じ・・成長し。

索めて・・ねだりもとめて。  孜々・・ぴーぴーと鳴く声。

黄口・・雛の黄色いくちばし。  飽くる・・お腹が満たされる。

ー解釈ー

つばめを題材にした詩。餌をねだる雛の情景がうかんできそうな臨場感のある句である。翩翩や孜々など、鳥特有のことばを用いているところが趣き深い。

f:id:mitasyn2001:20190721071315j:plain