りんとちゃーのブログ

話題のテレビ・映画・小説の感想や日本文化などを中心に記事を書いています。

【作曲】【DTM】休日を利用しての音楽制作

 休日だったので、久しぶりに趣味の作曲活動に勤しみました。今回は、オーケストレーションの練習がてらにマイナーとメジャーの2種類を作曲です。それぞれ全く雰囲気が違うので、是非聴き比べてほしいです。

 

かけぞら ~おおぞらをかけて~

 この曲は、旅路をテーマにした明るめのポップな曲です。大空を飛んでいるような高揚感や浮き立つ気持ちを表現したつもりです。オーケストレーションの際の楽器編成を増やし、聴き映えするように心がけました。空へのフライトを楽しんでいる情景を思い描いていただけたら光栄です。

 

つわうた ~つわものたちへのうた~

 こちらは、戦地へ出兵を余儀なくされた兵士(つわもの)に捧ぐ凱歌です。マイナーキーで変拍子なので、戦闘曲などにも使えるかもしれません。個人的に、こういう曲をつくるほうが性に合っているようです。サビの部分の交錯するたたかいのしらべを是非とも聴いてください。

【2019秋ドラマ】「4分間のマリーゴールド」#02のあらすじと感想

4分間のマリーゴールド

 姉の沙羅が一年後に亡くなってしまう運命にあると知ったみことが、自分の手で運命を変えることを決意した前話。今回の話では、藍の料理の師匠である日村ばあちゃんの死の運命と闘う姿が描かれた。

 患者の死の運命が分かり病名まで知っているのに、救急救命士という立場上何も言うことができないみことは、そのいじらしさに苦悩する。姉の運命を変えるために、今ある患者の運命を救うことで自身の特殊能力を活かそうと躍起になるのだが・・。

 物語の中で日村ばあちゃんが言った、「食べなきゃ生きていけない」ということば。現代社会においてはインスタントや出来合い・コンビニ食など、手作り料理と触れる機会が少なってしまったように思える。栄養の観点で言えば、食べてしまえば手作りも市販も同じかもしれないが、食べ物というものはそんな風に合理主義的にとらえれるものではないだろう。土釜で炊いた米が美味しかったり、農家が心を込めて作った作物が格別の味なのは、科学でとらえきれない「こころ」があるからかもしれない。

 また、料理の本来の目的は自分が食べるためというだけでなく、誰かに食べてもらうため、食べた相手が喜んでくれるのを見たいためという意味合いもある。だからきっと、日村ばあちゃんも料理を食べてくれる家族がいなくなったことが寂しくて、藍に教えたりや周囲の人に料理を配ったのではないだろうか。

 死の運命が視えるという特殊能力をもつみことが、姉の沙羅の運命とどう向き合うことになるのか、次回からの展開が気になって仕方がない。

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【2019秋ドラマ】「同期のサクラ」#02のあらすじと感想

同期のサクラ#02

 人事部で仕事をスタートさせたサクラが最初に受け持ったのは、会社の残業問題改善についてであった。営業部の同期のキクオが部長から理不尽なパワハラを受けていることを知ったサクラは彼のために行動を起こすことに・・。

 2話目になって気づいたのだが、このドラマは最初にサクラの病院のシーンから始まり、同期の仲間がそれぞれのサクラとの思い出を回想するという設定になっているようだった。仲間一人ひとりにスポットを当てて、それぞれがサクラによって感化され成長していくストーリー展開、サクラのじいちゃんのFAXメッセージが物語の主軸になる点など、脚本家が遊川和彦であるからか、どこかハケン占い師アタルを思い起こす演出内容であった。

 会社という組織で働く以上、サクラのような頑なな生き方をするのは難しいことであり、今回の話では、サクラが営業部長である桑原に対して身の程わきまえず進言して一波乱起こすことになってしまう。でも、そんなサクラの行動が周囲に与える影響は大きく、同期の仲間が会社に対してのあり方を変化させていく様を見ていると、会社において何をすることが正しいのか、自分の夢や目標を叶えるために会社でどうしていくべきであるのかを考えさせられてしまった。全く異なる資質を持ったサクラたち同期5人がこれから会社にどういう風に関わり、どう変革していくかが非常に楽しみである。

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【2019秋ドラマ】「まだ結婚できない男」#02のあらすじと感想

まだ結婚できない男#02

 事務所のみんなに婚活アプリを勝手に登録されていた桑野、削除しておくといったものの気になってしまいはじめることになる。そしてある相手とマッチングし、その人とホテルで待ち合わせをするのだが・・。

 前作の結婚できない男とは対称的に、今作では結婚に対して積極的な桑野。作中で多用されるコミカルな演出、周囲の人間との絡み合いなど、それぞれの個性が活きた世界観には観ていてとても面白みがあった。物語のラストで隣人との新たな出逢いの予感を示唆された桑野が今後どういう恋模様を展開するか楽しみである。

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【2019秋ドラマ】「シャーロック」#02のあらすじと感想

シャーロック#02

 線路の上に飛び降り自殺した被害者の身元を確認したところ、実在の人物とは異なる替え玉であることが判明する。そこで、替え玉である被害者の弁護をしていた女性弁護士が捜査上にあがるのだが・・。

 前話よりも磨きがかかったホームズの誉獅子雄とワトソンの若宮の迷コンビの掛け合い、手柄を全て横取りする刑事の江藤といった主役・脇役の個性的な演出はもちろんのこと、今回の事件においては、家族が犯罪者になったがために人生を壊された人間が、別人になり変わりたいと思う苦悩や、母親を見捨ててしまった女性弁護士が、そのことを悔いて誰かを助けることでそのことを埋め合わせようとする心理など、事件そのものよりも事件の背景や事件にまつわる心情描写がうまく表現されていたように思う。一話完結のドラマらしく、ホームズ・ワトソンコンビが今後どのような事件と関わることになるかが楽しみのドラマでもある。

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【読書感想】dele/本田孝好

dele/本田孝好

 所長の圭司が運営する会社「dele.LIFE」は、依頼者が死亡してしまった際に、彼らが使っていたパソコンやスマホのデータを代わりに削除する会社である。そんな会社に勤めることになった祐太郎は、ある日、殺害されてしまった依頼者のデータを削除前に見ることになり、結果、依頼者の関わった事件の真相を知ることになる。

 依頼者が消そうとしていデータは、自分が所属する詐欺グループの顧客データで、かれはその顧客の一人に騙しとった物品を返そうとしていたことがわかる。しかし不幸にも、返しに行った際に、顧客の子どもによって殺されてしまう。

 ここで描かれたのは、恋人との間に子どもができて、必死に父親らしくいようとした依頼者の姿であった。それは騙しとった物品に子供の写真が入っていて、それを返却しようとした行動にも読み取れる。また、彼が自分の子どもをあやすことを拒んだのは、子どもが嫌いだからではなくて、自分が父親として相応しくなく、あやす資格などないと自責の念を感じたからではないだろうか。人というのは、子どもができて親となるとこうも変化するものなのかもしれない。

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 次の依頼者はとある会社の相談役兼取締役で、彼の死後葬儀が行われることになった。火葬が終わるまでを見届けるために圭司に頼まれた祐太郎は、葬儀場で依頼者の新しい妻を名乗る人物に出くわす。しかし、依頼者の息子もヘルパーもその存在を知らず、金銭目当てだろうという予測から、社長である息子がお金で解決することになる。その後事務所に戻った祐太郎は、圭司と、依頼者が削除する予定だったデータを見て驚く。そこには葬儀場に来ていた女性とは異なる女性の写真が保存されていた・・。

 物語で描かれたのは、女性であることを唯一依頼者の前ではさらけだせたヘルパーの存在であり、そしてそれは、削除しようとしたデータの写真の女性でもあった。LGBTであるヘルパーを、いち女性として元妻と同等に愛し、指輪まで贈った依頼者がデータ削除を依頼した本当の理由は、消し去りたい過去だからというのではなく、自分だけに閉じ込めたい大切な存在だから、人にその人への熱い思いを知られたくないからという恥じらいからだったのかもしれない。

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 三つ目の依頼者はアイドルオタクでコミュ症の携帯ショップ店員。彼が交通事故で昏睡状態に陥り、データ削除すべきか確認するために圭司が祐太郎を派遣することになる。そこで出会った風変わりな妹、依頼者が客の女性に一目惚れして、彼女のメールを盗み読んでいたという事実が明らかになっていく・・。

 はじめ依頼者は、女性に脅迫メールを送っていた男の後を継ぐように女性を脅迫し、彼女の怯える姿を喜ぶ悪辣な人間のように思われていたが、実際はそうではないことがわかる。人間関係が苦手で、上手く話すことができない彼の不器用な行動にすぎなかったのである。彼は妹の好みに合わせてアイドルオタクを偽るくらいにこころ優しく純粋な人間なのであった。

 無職の人、精神を病んでいる人、コミュニケーション障がいの人、そういった人が犯罪予備軍であるかのように扱われるが、実際はそうではないことが多いのが事実である。それよりも、偏見や固定観念のほうが危険で残酷だということを知っておくべきだと物語を通じて考えさせられた。

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 四つ目の物語は、死期が近づいた妻が死の直後に削除しようとしていたデータを自分に教えてもらえるようお願いする夫と、それは依頼だからと断る圭司の間の衝突であった。そもそも、夫がデータの開示をもとめる理由は、妻が自分の浮気を断罪するためにデータを残したのではという勘繰りからであり、それは大きな勘違いであったことに物語の最後気づくことになる・・。

 今回の話では、今まで以上にこころにとまる台詞が多かったように思う。圭司が依頼者の娘の奏にいった「君はかわいそうではなくて、哀しいだけだ」という言葉。これは障がい者である圭司自身が感じていることの現れで、障がいを持っているということだけで、周りから同情されたりかわいそうと思われたくない気持ち、おそらくそれは障がい者だから健常者よりも不幸であると考える世の中の風潮への反発のように思えた。事実彼は、障がいである自分を卑屈に感じていないし、むしろ健常者より優れていると思うくらい高慢なところもあるくらいだ。だからこそ、母親を亡くした奏に、自分を不幸な存在だと感じて卑屈になってほしくなくてこのようなことばを言ったように思える。

 また、最後の「死にゆく人は未来をも見ている」という言葉。これはデータの削除を依頼した母親の本当の意図は、過去の思い出の削除ではなくて、未来に向けて娘との約束を繋ぐためだったという事実からきている。美しく純粋なまでの親子愛、そして夫のことを決して憎んではいなかったという結末にどこか救われるそんなストーリーであった。

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 最後の依頼人は、塾を創設した人物で、彼の亡くなった時期とパソコンの操作が止まった時期にずれがあったため、確認のために彼の息子が運営する塾に祐太郎が派遣される。そこで、息子から父親の口座から多額のお金が消えていることを告げられた祐太郎は、事務所の圭司にそれを報告し、お金の行方がとある老人ホームの利用者のもとへ流れていることをつきとめる。そしてそこから、依頼者と老人ホームの老人との秘められた関係が明らかになっていく・・。

 殺人を犯し犯罪者となってしまった男性とその家族がたどる不幸な運命。犯罪者である父親の子どもであることから逃れようと別の人間になりすまし、新しい人生を歩むことになった息子。それが、今回の依頼者と老人の関係の真相であった。物語では、犯罪を犯した父親を憎む息子が、数多くの子どもと接したことでこころを変え、老人ホームの父親に金銭的な援助を申し出る姿が描かれる。おそらく、親子のつながりというもの は、根っこの部分ではずっとつながっているものなのかも知れない。

f:id:mitasyn2001:20191014074337j:plain 五つのストーリーを通じて一貫して流れていたのは、圭司を主軸とした「消すことで守れるものがある」という信念と、祐太郎主軸の「残すことで守れるものがある」という信念の対立的な関係である。そして、その二つの信念のどちらが正しいのかという答えは、ラストシーンに圭司が祐太郎に言った「俺はお前のことをずっと覚えている」ということに濃縮されているかのように思えた。きっと圭司にとって、祐太郎と過ごし関わってきた大切な時間は確実に「残しておかなければならないもの」だったのではないだろうか。デジタル社会になって、データを永遠に残すことができるようになったからこそ抱える二つの対立する考え方。そんな現代的な問題に鋭く切り込んだこの作品は、実に面白みのある内容だったと思う。

【2019秋ドラマ】「4分間のマリーゴールド」#01のあらすじと感想

4分間のマリーゴールド

救急救命士のみことは、血の繋がらない三人の兄弟と暮らしており、その姉に対して密かな恋心を抱いていた。そんなみことには、手のひらを重ねた相手の最期の瞬間が見えるという特殊な能力があった。ある日、急病で倒れた傷病者に対して、その自分の能力を活かして死の運命を変えようと試みるのだが・・。

父親が倒れたときに何一つ処置できなかった過去をひきずり救命士になったみことが、自身の特殊な能力に対して苦悩する姿には身につまされるものがあった。またその能力がうえに、姉が未来に死んでしまうことを知るラストシーンには衝撃を受けてしまった。死の運命を現状のままでは変えられないみことが、姉の未来を変えることができるのかどうか、これからの展開が気になるドラマである。

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